主よ、立ちあがってください。 神よ、み手をあげてください。 苦しむ者を忘れないでください。
あなたの手はもろもろのあだの上にあげられ、 あなたの敵はことごとく断たれる。
血を流す者にあだを報いられる主は彼らを心にとめ、 苦しむ者の叫びをお忘れにならないからです。
主は言われる、 「今わたしは起きよう、いま立ちあがろう、 いま自らを高くしよう。
主よ、あなたのみ手が高くあがるけれども、 彼らはそれを顧みない。 どうか、あなたの、おのが民を救われる熱心を 彼らに見させて、大いに恥じさせ、 火をもってあなたの敵を焼き滅ぼしてください。
地をさばかれる者よ、立って 高ぶる者にその受くべき罰をお与えください。
寄り頼む者をそのあだから右の手で救われる者よ、 あなたのいつくしみを驚くばかりにあらわし、
神は恵みを施すことを忘れ、怒りをもって そのあわれみを閉じられたであろうか」と。〔セラ
主よ、いつまでなのですか。 とこしえにわたしをお忘れになるのですか。 いつまで、み顔をわたしに隠されるのですか。
主よ、立ちあがってください。 人に勝利を得させず、もろもろの国民に、 み前でさばきを受けさせてください。
主よ、怒りをもって立ち、 わたしの敵の憤りにむかって立ちあがり、 わたしのために目をさましてください。 あなたはさばきを命じられました。
主よ、お立ちください。 わが神よ、わたしをお救いください。 あなたはわたしのすべての敵のほおを打ち、 悪しき者の歯を折られるのです。
サムソンは主に呼ばわって言った、「ああ、主なる神よ、どうぞ、わたしを覚えてください。ああ、神よ、どうぞもう一度、わたしを強くして、わたしの二つの目の一つのためにでもペリシテびとにあだを報いさせてください」。
主よ、わたしをあわれんでください。 死の門からわたしを引きあげられる主よ、 あだする者のわたしを悩ますのを みそなわしてください。
主よ、立ちあがって、彼らに立ちむかい、 彼らを倒してください。 つるぎをもって悪しき者から わたしのいのちをお救いください。
どうかあなたのはとの魂を 野の獣にわたさないでください。 貧しい者のいのちをとこしえに忘れないでください。